限界ウーマンDiary

弱小証券会社勤務のアラサーOLによる日記。仕事以外のことも書くよ!

課長に退職したいと直談判した件について

みなさんこんばんは。気づいたら梅雨が明けていて驚いております。もう夏真っ盛りですね。気づいたらオリンピックも開幕になっていました。これ書いたら叩かれそうですが、スポーツに全く興味のない私にとってはオリンピックはホントにどうでもいい。だってオリンピックって失礼な話大運動会じゃないですか…(オイ)

そんなことはどうでもよくて、今回は課長に辞めたいと直談判した件について書いていこうと思います。たしか5月後半だった気がする。2か月前のことですが、鮮明に覚えております。

 

 

今回の目次

課長ってどんな人?

まず私の課長がどんな人か説明しよう。一言で言えば超優秀である。若くして課長になったのも納得。こんなに尊敬できる上司もういないと思うと言えるくらい。

①やる気にさせてくれる

 そもそも私の担当顧客は先輩方の不稼働を集めたものが多いので当然収益は上がりづらい。でも私だけではなくて先輩も最近限界っぽい。投資信託は今のご時世乗り換えしまくるわけにもいかず、外国株式も回転ばかりしすぎていると本社から「手数料稼ぎばかりしてるんじゃないよ!」と速攻お叱りの言葉が来るのである。かといって現金をホイホイ入金してくださるお客様は少ない。途方に暮れている私たちだったが、課長は言った。「見込みがないのはわかる、でも当たり先はあるだろ。お客さんが自分から投信とか外国株式買いたいって言ってくることなんて99%無いんだから、こっちからアプローチするしかないんだよ。アプローチしない限り絶対約定しない。約定しないなら情報をとるとか、細かいことから積み上げていこう。」
一見当たり前のことを言っているように聞こえるが、以前違う課に所属していたときの上司は課員が壁にぶち当たってるときでも「うーん、まあ厳しいと思うけど頑張ろう」しか言ってくれなかった。

②見込みを出すときにアドバイスをくれる

私の課は明日の見込みをエクセルに入力して印刷して課長に渡すというルールがある。支店ルールや会社のルールではなく、完全のうちの課だけのルール。そこでどう当たるつもりか、何をどのように提案するつもりなのか課長に説明するとアドバイスを細かくくれる。お客さまの属性を見たり、今までの接触データを見たりして「こうあたれば?」「この資料を使えば?」と細かくアドバイスをくれる。ほかの課はそんなに細かくアドバイスされてないのでありがたいのである。

ちなみにこの前先輩が見込みを出してブチ切れられていた。次の日の見込みを出したときに、お客さんの原資を聞かれたらしい。「銀行預金?他社投信?」と課長は聞いていたが、先輩はモゴモゴ答えていた。「お前、銀行預金から投信買ってもらうセールストークと他社投信から投信買ってもらうセールストークは全然違うだろ。原資が見えてないのによく見込みで提出できたよな。うちの預かりで投信乗り換えしてもらうときだって、A投信のダメなところを挙げてB投信買ってもらうだろ。他社投信なんて言うなれば乗り換えなんだから、その商品のダメなところとうちで買ってもらいたいものを比較すればたいてい約定するんだよ。お客さんが他社で何持ってるかわからないんだったら比較できないだろ。だから約定しなくても電話して情報取れって言ってんだよ!!」私は先輩が激怒されているのを見ながら慌ててお客さんが他社で何を持っていたのかを思い出すよう努めた。

③数字に対する意識を高めてもらった

今までの課長が緩すぎたのかもしれないが、今の課長はとにかく数字に厳しい。収益に厳しいとかそういうわけではなく、どちらかというと数字の管理かな。入出金の入力や投信の販売額が入力した数字と実績と離れているとブチ切れられる。「20万円ズレてるぞ。お前1人がズレてるだけならいいけど、支店に40人いたとしたら合計800万円ズレることになる。これって結構なズレだからね。自分1人のズレならいいやとか思うのやめろ。あと何でズレてることに気づかないの?数字を扱う人間として、自分の実績わかってないとかホントに終わってるから。」仰る通りすぎて何も言い返せない。あと、課長に聞かれたときに「自分が目標収益まであといくら不足しているのか・何で埋めるつもりなのか」を答えられないと半殺しの目にあう。「達成できるかどうかは別として、それすら考えられてないのに一体どうやって見込みを立ててんの?テキトーに当たってるわけ?仕事を舐めんな」これも仰る通りですわぁ…。

④フットワーク軽し

いつでも同行するからどんどん予定入れてくれと言ってくれる。これ絶対約定しないだろうな…という案件でも絶対に嫌な顔をしない。「約定するかしないかは関係ないんだよ。お前たちに圧倒的に足りないのは経験だからな。だから俺とか先輩のセールストークを聞いて盗んでほしいんだよ。そのために同行は何回でもするから。」こんな課長いるか????

⑤誰よりも勉強している

優秀な人ほど勉強してるんだなあと改めて思った。日経新聞はもちろん隅々まで読んでいるし、株の雑誌を何冊も読み漁っている。POやIPOが大量に来た時は我々向けにセールストーク集を作って送ってくれる。チャートについても誰よりも話すことができる。すごいよな…仕事が好きなんでしょうね。私は仕事嫌いなので無理です(見習えよ)

こんな課長だが、1つ欠点がある。機嫌の波がすごいことだ。イライラしてるときはマジで話しかけられない。課長が優秀すぎて支店長が頼り切りなため、仕事が山ほど降ってくるらしい。他の課長も束ねてて実質副支店長みたいになっているし。「頭悪い、使えない、のろま」など言われたが事実なのでしょうがない。最近まったく言われなくなったけど。課長がこんなに優秀だったので、この人の下でならもう少し学べることがあるかもしれないと思って退職せずに堪えていたが遂に我慢の限界が来たのである。

 

退職したいと思ったときのワイの状況

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退職したいと常日頃思っていたが、マジでやばいと思ったのは5月だ。通勤電車で涙が止まらなくなった。仕事が辛いからではない、何のために生きているのかわからなくなった。生きていくにはお金が必要で、そのための仕事なのに私の場合は逆転していた。仕事のために生きているみたいになってた。休みの日もずっと鬱だし涙が止まらない。夜中に詰められる夢を見て飛び起きて泣いて朝を迎えていた。通勤電車もキツかった。お腹が痛くなったり、過呼吸みたいになったりして数度降りる頻度が増えていった。アポとアポの間も涙が止まらない。かといって「泣いていてお客さんに電話する暇がありませんでした☆」なんて言い訳が許されるわけでもないのでどうしていいかわからなくなった。課長からネチネチ詰められたことはないけど、数字が出来ない自分が本当に嫌だった。課のお荷物だった。同じ課の同期とは客層も預かり資産も違う、だから同期のほうが数字ができて当然だとわかっていながらも自己嫌悪のループ。存在意義がわからなくなった。もっと自分を大切にしなければと思った。会社の親友に電話したら「もういいよ、やめていいんだよ」と泣きながら言ってくれた。すごく楽になった。ボーナスの季節だし、少し無職になってもお金には困らないだろうと思い課長に退職宣言することを決めた。

課長の反応

課長を呼び出したら、「やっぱり、辞めたいのか」と聞かれた。うすうす気づいていたんだろう。私は全部話した。仕事のせいで身体も壊れそうなこと、涙が止まらないこと、なんで転勤がないだけで私ばっかり預かりが悪いのか…とか全部全部思っていることをぶちまけた。課長はずっと聞いてくれた。身体や精神的にしんどうことについては「その苦しみは本人にしかわからないからね。言いづらかっただろう、ごめん。つらいときは家帰っていいよ。在宅とか午前休とか使えばいいよ。そこは頼ってほしい」と言ってくれた。

本題の辞めたいということについては課長にも課長の考えがあったようで話してくれた。「自分では気づいてないんだろうけど、最近すごい成長してるよ。セールストーク聞いててもそう思う。自分で気づいてないの?てか、収益も純増も半年前からずっと右肩上がりじゃん。これは成長してる証拠だと思うけど?」…確かに収益も純増も私はずっと右肩上がりだった。でもこれは私が成長しているわけでなく、たまたま案件がうまくいっただけである。「いや、たまたまじゃないから。君が成長してるから約定数が多くなってるんだよ。何でそんなに自己肯定感が低いの????」課長はホントに不思議そうだった。私は自己肯定感が低いしネガティブだけど、それは置いておいて。皆さんは自分のセールストークがハマって約定した!って思うときってあります??私はないよ(笑)約定してもラッキー!って思って終わりだもん。それを課長は成長してるって言う…考え方の違いなのか?

課長は「君の人生だから最後決めるのは君だけど、こんなに成長してるのに辞めるなんてもったいない。頼むから辞めないでくれ」と言っていた。押しに弱い私は折れた。尊敬している人に頭を下げられるとワイはダメなのだ(意思弱ァ…)そして現在に至る。最近開き直りの術を取得したのであっけらかんとして過ごしている。泣くこともなくなった。人間慣れりゃどうとでもなるのだ。だから最近死ぬほど病んだツイートしてないでしょう?開き直り、これ大切。

今回も長文でつらつら書いてしまったが、ひと言でまとめると「意思弱い私が退職しようとして課長の説得に折れた」それだけである。次回は開き直りの精神に達観したことでも書こうかなぁ。

 

 

何で証券会社をやめないのか?

こんばんは。月末だというのに最終日まで収益を追い求め怒られ、それがひと段落すれば恐怖の月初がやってくることに怯えを隠せない私です。よく月末に外株入れ替えするよなあ、私は6月まで隠し持っておくよ…(´;ω;`)ウッ…

先月限界を迎えたワイのツイート

 いつも数字がやばいと息が苦しくなるし吐き気するしお腹を下します。でもいつものことだから気にしないでいた。私が気にしすぎなんだと思ってた。ネガティブな性格だから、自分の体質をうまく付き合うしかないんだと思ってた。家にいても涙が止まらないし、課長にチクチク嫌味を言われるとそれが気になって夜寝れない。こんなのいつものことだから。心配のリプやDMありがとうございました。沁みました、、、今回はどうして辞めないのかを書いていこうと思います。

 

 

何で証券会社をやめないのか

自分の両親の姿

不倫

以前もチラッと書いたことがあるが、私は自分の両親があまり好きではない。父親は私が小学生のときに不倫した。それ自体は別にショックではなかったけど、同年代の中年オバサンではなく年下が相手というところがドン引きだった。どうやら父親名義でアパートを借りて愛の巣を作り上げている様子だった。どうりで土日出張が多くなったわけだ。相手の女がよこしてくる手紙やらお菓子やらも発見した。怖いくらいのめりこまれて父親が別れようとしているメールも発見した。母も気づいていたが、専業主婦だったので我慢することしかできなかった。母の実家はかなり遠いし、おいそれとは帰れない。ひたすら耐えていた。専業主婦って情けないなと子供心に思ったのを覚えている。

失業

気づいたら父は女と別れていた。手紙を盗み読みしたところによると、どうやら女を孕ませたらしい。アホなのか。数年後、父親は転職したが転職先で大きなミスをしてクビになった。プライドの高い父は私には何も説明せず毎日家にいるようになった。当時中学生だった私は、今まで毎日会社へ行っていた父がどうして毎日家にいるようになったのかわからなかったがだんだん理解するようになった。幸いなことに父方の祖母が少しお金持ちだったので生活費はそこから出してもらっていたらしいが情けないことこの上ない。私は当時塾に通っていたが、突然辞めるように言われた。「お前、来月から塾やめろ。金の無駄だわ」私の成績が伸びないから辞めろと言われたが偏差値はうなぎ登りだった。お金がないからだろ(笑)母がパートで必死に稼いだお金は私の塾代と生活費に消えていった。私が高校生になると父は再就職を決めて普通に働いていたが、それでも我が家は裕福ではなかったので大学受験も大変だった。私立受験するのってなんであんなにお金かかるのかね?全部母と祖母が負担してくれた。今は私も大人になったし、波風たてないようにうまくやり取りする術を身に着けているので一見関係は良好に見えるけど、私は自分がされたことは絶対に忘れないし葬式に出ないと心に誓っている。ぶっちゃけ母は父に振り回された被害者なのだが、専業主婦だから逃げ出せず私まで父親のところから離れられなかったと思うと正直恨む気持ちがまだ残っている。何かあったときに一人で逃げ出せるように。そして父のような低所得者になりたくないから意地でも働き続けている。私は昨年度の年収が父親を超えた(父が低すぎるだけ)。ざまあみろ。お前が入りたくても入れないような大きい会社で働いてるぞ。性格悪ィなあ。

何を優先するか

やっぱりお金なのよ

よく言われる。「どうして辞めないの?たかが仕事だよ。そんなにつらいなら辞めたほうがいいよ!」私もそう思う!!!!!!!!でも転職活動をしていて思った。今働いているところってめっちゃホワイトや…基本給高い(証券だからね)・休みわりと自由にとれる・退職金ある・セクハラパワハラない等。退職金がないのに基本給が低かったり、基本給に固定残業手当が含まれているところのほうが多い。転職しようとしても手取りが100万下がると思ったほうがいいと言われたりもした。それでもいいから証券営業から解放されたいとエージェントに申し出たら、「年収500万の人と400万の人が見ている世界は違います。旅行もホイホイいけなくなるし、ほしいものだってためらいなく買えなくなりますよ」と言われた。

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 dodaのサイトから拝借したグラフである。転職活動をして初めて自分の年収を計算したが、わりと高い位置にいることに気づいてしまった。これから家だって買いたいし、自分のお金でバッグやら化粧品を買いたい。専業主婦になって旦那の稼ぎに頼るなんてまっぴらごめんである。そう考えると働き続けるしかないの。

 

プライド

私はプライドがめっちゃ高い。エベレスト並みである。ロクな学歴を持たず、ロクな会社に入れずリストラにあった父親と短大を出てOLやって専業主婦になった母親を見て育ったので、反面教師にしてそこそこの大学に入りそこそこの会社に就職した。私の大嫌いな父親が「いいなあそんな会社で働けて。」と羨む会社である。今この会社を辞めることは、父親が私を羨む対象がなくなるということだ。私が父に誇れることが退職したらなくなってしまう。今無職になったら、父と同じ立場になる。絶対に嫌だ。みみっちい理由だなオイ。

休職しないの?

最近よく言われます、「休職しないの?」しません。休職するくらいなら退職します。だって証券営業が嫌なんだもん、転職か異動しない限り嫌なもんは嫌なんだよ。休職したってどうせ復帰は営業店なんだから変わらない。本当は会社で普通に働きたいのに、どうしても体や心がついていかなくてお休みしてしまうのことは否定しない。でも私は自分勝手に休職してフェードアウトしていく人しか見たことがない。昨日まで元気に飯食ってたくせに、突然うつ病の診断書を提出してきて休職。基本給を受け取れる年月まで休んで、そのまま退職とか。休職してるくせにインスタのストーリーしょっちゅう更新して元気そうなやつとか。なんなんですかね?ストーリー更新するくらい元気なら働くか転職しろよ。そういう人たちがいるから本当にうつ病とか自律神経失調症の人たちが休みづらくなるんですよ。

そんなわけで私は過呼吸気味になりながらも、通勤するのもしんどいなか辞めずに証券会社で働いています。自分でも頭おかしいと思うけど、私は自分自身の心身の健康よりもプライドとお金が大切なのである。うん、頭おかしいね(2回目)だから辞める辞めるといっても辞められないんです。だから辞めたいとかTwitterで愚痴こぼすくらいは許してね。

そんなワイだが、先日本気でやめようと思って課長を呼び出して退職の交渉をしてきたぞ。その話は次回書こうかな。(絶対需要ない)(自己満)

証券会社を辞めたい理由

こんばんは、GW明けからもう数字が出ず日々詰められている私です。

今回は常日頃「辞めたい」「行きたくない」とボヤいている私がなぜそんなにも辞めたいのかを説明しようと思います。はい、自己満です。大きく分けて3つ理由があるのです。

 

 

 

証券会社を辞めたい理由

運ゲー

証券会社の営業マンは、投資信託や株式をお客さまに買っていただいて手数料をもらうという形で日々収益をこなしている。たいていの証券会社は入社2年目くらいまで新規開拓営業に励み、それ以降は先輩のお客さまを引き継いで既存顧客から収益をどれだけあげられるかというところで会社から評価されるのではないだろうか。収益を求められる以上、月間収益をどれだけやり切れるか?という物差しで出来る営業マンか出来ない営業マンかが決まるのである。

出来る営業マンか否か、それを大きく左右するのは私は顧客の質だと思う。富裕層の顧客や動く法人顧客をたくさん担当していればおのずと収益は上がるし、富裕層であっても債券のみ購入するというスタンスの方をたくさん担当していると収益は上がりづらい。顧客の質は不平等なのに、求められる収益や資産導入の目標は同じ。意味が分からない、無理。

収益を多く落としてくださる顧客ばかり担当している先輩が退職するとしよう。その先輩が同じ課なら引継ぎをもらえるし、違う課なら引継ぎをもらえない。ここまでは納得できる。しかし引継ぎをもらえた同期と引継ぎがない私と目標は変わらない。もらえた同期のほうが収益を落としてくださる顧客ばかりの客層になって目標達成しやすくなったのに。普通に考えておかしいだろ、同期の預かりと全然質が違うんですけど(笑)証券会社の評価体系は絶対評価メインなので私は目標達成ができず死んでます。現在の支店にいる年数が長い私は引継ぎといっても、先輩たちの不稼働客メイン。異動してきた同期は先輩たちの稼働顧客を丸ごと引継ぎ。普通に考えておかしいだろ(2回目)前任地で成績が全国最下位レベルの後輩が異動してきましたが、先輩のお客さまを丸ごと引き継いだので今や筆頭営業マンとして大活躍してます。いいなあ。そのときの魂のツイートがこちら↓

ちなみに上司も「たしかにお前の顧客じゃ収益達成は無理だと思う…」とボヤいていますがじゃあなんとかしてくれ。支店長に呼び出されて「どうしてそんなに収益があげられないのか?」と聞かれても、「客層のせいです('ω')ノ」なんて言えず「私の営業能力が低いせいです、申し訳ございません」と頭を下げる日々。

ここまで読んで、「いやいやお前が営業できない言い訳を客のせいにするな」と思う方もいらっしゃることでしょう。そう思う方は回れ右してお帰りください。私は自分のストレスを吐き出したいだけで分かってほしいとか思ってねえんだ。

あと運ゲーだよなと思った出来事がこちら↓

 これは後輩の話ですが、たまたま受電をとったら「大手証券会社が全く連絡をよこさないのでおたくに預かりをすべて移したい。今すぐ家まで来てほしい」という内容で。電話1本たまたまとっただけで数億円の資産導入~~~という出来事があった。ワッショイ。上司たちは「運だろこんなん」と言っていましたが、先ほども申し上げましたように我々の評価は数字の絶対評価なのでね。本社は資産導入の過程とか見てないから。結果だけ見てるから。運でもなんでもやったもん勝ちなのよ。

ちなみにこのツイートしたら「一生懸命営業やっている人もいる、業界のレベルを下げる発言は控えてほしい」という旨のリプライをいただきましたがそう思うならそれでも良いと思う。私は運要素強いなって思うだけ。

 

 

誰のために働いているのかわからない

はい、見出しの通り誰のために働いているのかわからない。証券会社に資産を預けてくれるお客さまは富裕層である。もちろん我々は利益の出せそうな商品を提案しますが、ウン百万利益になっても「ありがとう」って言われたことは1度しかない。富裕層なので、「余裕資産」を預けてくれている以上プラスになってもならなくてもあまり気にしていないんだと思う…私の体感だが。(だからといってお客さまの資産を軽んじる行動は決してしませんよ)頭の体操として投資している方も多くいる。お客さまに「ありがとう」と言われないし、世の中のためになっているとも思えないこの仕事。

誰のために働いているんだろう?と考えた結果、私が出した結論は「会社のため」だった。だって我々が出した収益は会社に還元されるんだもん。いや、サラリーマンとしてお給料をいただいている以上会社に貢献するのは当然の務めではあるが。メーカーで働いているなら自社商品使ってる人見たら嬉しくなるでしょ。パティシエだったら自分の作ったケーキを誰かがおいしいと言って食べてくれていたらハッピーになるでしょ。そういうの無いから。

 

 

1日ごとに数字を求められる

証券会社は1日のうちにいくら収益を上げなければいけないか決まっている。まあ最悪、月内に達成できればいいんだけどさ…ほかの支店の進捗具合と遅れたら本社から支店長たちが怒られると思うんだよね、詳しいことは知りませんが。だから毎日毎日数字との闘い。法人営業とかだったら「月間いくら」「上半期で新規契約〇件」とか目標があると思いますが、弊社の場合「1日〇〇万円やれ」という指示がおりてくるのでしんどい。したがって1日ごとに人権ある日かない日かが決まる。例えば今日大きな商いを決めたとしても、次の日何もできなかったら人権は無いのである。

しかも証券会社って商品の約定のハードルが低い。株だったら電話で売買できるし、投資信託も電話で「買います」って意思さえ貰えれば買う手続きは後日になったとしてもその日の数字に計上できる。銀行だったら投資信託買うには署名捺印が必要だけど、証券は捺印不要(中には必要な商品もあるけど)。銀行はお客さまと会えない時間帯に数字をあげることは不可能だが、証券は電話さえつながれば数字をあげることができる。その日の数字ができていなかったらテレコールで数字を詰めることになる。

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リアルにこんな感じで電話する。頭を掻きむしりながら、自分の数字は自分でこなすしかないので電話しまくる。誰も助けてくれないから。 毎日毎日「明日の数字はどうしよう」「来週はどうしよう」「来月はどうしよう」と思うし、心休まる瞬間なんてない。自分の目標を達成したとしても、それでハイ終わりなんて許されるわけもなく「で、どこまでやるの今月は?140%くらいやるんだよね?」と言われて終わる。草も生えない。


「そんなに嫌ならやめればいいのに」って思いますよね。なぜ私がこんなに不満を垂れ流しながらもまだ退職せず会社にしがみついているのか、それは次回お話しようと思います。

 

 

何故証券会社に入社してしまったのか?

みなさんこんばんは、金曜の夜だというのに来週の営業のことを考えると本当に憂鬱になるし無言になってしまうウーマンです。

今回は今となっては大後悔である、証券会社に入社した理由を書こうと思います。

就活したのはもう数年前なので記憶が曖昧になっているところもあるけどな!!!

 

 

 

 

 

何故証券会社に入社してしまったのか?

就活において準備したこと

まず私は大学4年間サークルに入らずひたすらバイトをしていた。運動が出来ない、楽器も出来ない、社交性がない私にはサークルはキラキラしすぎていて眩しかった。一応緩いサークルに名前だけは所属していたものの、ほとんど行ってない(笑)バイトが楽しかったのだよ。同じような友人がいて、「就活やばくない?」という話はよくしていた。これといってキラキラエピソードがあるわけではなかったが、とにかく自分が何か1つのことに全力で取り組んだということをアピールすべくES作成や面接対策に勤しんだ記憶がある。

サークルの代表やってました、留学していました、ボランティアサークルでこんなに実績を上げましたと言われても実際面接官からしたら「…で?」くらいのモンだと思う。社会人になって仕事に直結して役立つ経験はあまりないと思うよ。

だから、よくTwitterで就活どうしよう的なDMをいただくのですが心配は不要だよ。

 あとは証明写真だけは盛っておけということを主張したい。顔がすべてじゃないし、選考基準は知らないけど、どっちかを採用で落とすってなったときブスと美人だったら後者選びません?(腹黒)私のときは伊勢丹?かどこかの写真屋でみんな撮っていると聞いたけど私は銀座の資生堂で撮りました。メイクもヘアもやってくれるし、写真修正もしてくれるし。資生堂って言ったらメイクのプロだかんね、安心でした。

メイクするときも「業界は?金融?マスコミ?」と聞かれたけど、業界によってウケのいいメイクや髪形があるんだそうな。私はそのときあんまり決まってなかったから「ハア、万人受けしそうな無難な感じにしてください」と答えたけど。

 

就活で見ていた業界

見ていた業界ですが金融とちょっとだけメーカーですね。…というのも私の大学、学部は金融に進む人が多かったから。公務員になる人も多かったけどね。あと大きな理由は、私に発想力が無かったということ。メーカーのESだと「あなただったらどうしますか」「あなただったらどんな商品開発しますか」とか書かないといけないじゃん、そんな発想力私には無かったよ。それに比べて金融は「学生時代力を入れたこと」「自己PR」「学生時代学んだこと」等超オーソドックスなことしか聞かれないし、ESも大方コピペで済むから楽ちんでした。

金融の中でも銀行・証券・生保・損保を見ていって、生保は自分と合わないと感じたので外して(でも1番最初に内定もらったのは生保)。あとは化粧品メーカーとか少しマスコミも見ていたけど普通に落ちた(笑)最初は損保に1番行きたくて、説明会に何度も通ったけど後々証券にシフトチェンジしていくことになります。

 

就活でしんどかったこと

早起きがつらかったな(マジで)学生にとって8時起きって結構な早起きだよね?毎日昼に起きるの当たり前だよね?しかも私の場合バイトのシフトがわりと固定だったので、朝6時に起きて7時には家を出て、何件か面接やら説明会をハシゴして16時から23時までバイトしてました。恐るべき若さと体力!今そんなんやったら死ぬど。

 

就活で気にしていたポイント

就活していく中で自分の軸というか、会社選びにおいて何を1番優先するかというものが定まってくるのですが。自分の中でそれは「給料」でした。私は全国転勤はイヤだったので、地域総合職を中心にエントリーしていたんですね。某損保の説明会に行くと、「うちは地域総合とか全国型とか関係ない!仕事量も昇進のスピードもみんな平等!」って謳い文句があったんですよ。それを聞いた私「いやいや、じゃあなんで地域総合職の給料だけめっちゃ安いん?(笑)」

確かに地方に行くリスクがないのは利点だけど、同じ業務こなして給料の差がすごいのは単にコスパよく会社に使われてるってことじゃん?(現職で働かれている方いたらごめんなさい)いや、多少の差ならしょうがないけど私が行きたかったところはすごい差だったんですね。やりがいよりもお給料を1番に考えていました。

正直いま証券クソしんどいし憂鬱だけど、給料高いからしょうがないと思うこともあります。

あと気にするべきポイントは超王道だけど福利厚生だと思う。今時有給取れない会社のほうが珍しい気もするけど、退職金ナシとか普通にあるからね。退職金ナシでその分給料に上乗せしてるから!って会社もあるけど、私ならそれ全部使うわ。退職金ナシなのに給料低いところもあるからそこは本当に落とし穴だと思う。

 

 

証券に興味を持ったきっかけ

お気づきの人もいらっしゃると思いますが、給料です。以上。証券営業はしんどいというのは覚悟していたけど、自分が数字できないのは自分が悪いんだからそれで怒られる分はしょうがなくね?と思ってました。(自分が悪くなくても怒られるし、引継ぎという抗えないガチャに翻弄されるし雰囲気悪くて毎日吐き気と戦っていることになるとは思わなかったよね)あとはかっこいいと思ってしまったのが運の尽きだったァ~~~~

↓下記証券のイメージ

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かっこよくない?bloombergとか使ってさぁ…と思ったけど営業マンはあんま使わないよねwwwww

 

入社を決めた理由

現在の会社に入社を決めたのは、単に内定が早く出たからです(それだけかよ)あとは面接がわりとトントン拍子で進んだからですね。私最初は全国転勤型でエントリーしてたんですが、面接で人事の方に「地方に行く覚悟はある?秋田で一人暮らしとかになるかも」と言われて「えっ嫌です。やっぱ地域総合職に変えてください」というとんでもねえワガママを要求。私が面接官だったらそんな就活生は落とすけども、そのときの人事の方は「だよね~おっけー、変えとくね」くらいの軽さで対応してくれた。「いい会社だ、優しい……!!!」と思ってしまった。まあ入社して思うことは、金融機関は福利厚生だけは良いよな…ということ。家賃補助とか子供ができたときの時短の制限とか他業種に話すと驚かれるもの。

 

以上、何の役にも立たない私の就職活動記でした。このブログまーじ需要ない、完全なる自己満足。でもいいんだ、書くことによってモヤモヤしていたものがすっきりするから。次書くとしたら辛いことかな。みなさん素敵な週末を!!!

 

 

GW暇すぎて調子乗ってブログ作った勘違いOLです

こんばんは。証券辞めたい限界ウーマン(@T9wnIw)です。

世の中自粛モードで旅行もできず、GW暇すぎる。

…ということで調子に乗ってブログを開設してしまいました。

 

おそらく普段は死んでいるので更新頻度は低いことでしょう。

 

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